いつの間にか、今回の人質事件への政府の対応のキーワードが、
「 人命第1」ではなく、「テロには屈しない」に変わっている。
というより、最初から身代金を支払うつもりなど、
更々ないのだろう。
イスラム国を援助することになるし、
次々と人質事件を誘発しかねない。
残酷なようだが、やむを得ない。 そう考える。
政府は2人がこのような扱いを受けるのを承知で、
イスラム国対策支援を打ち出したのか、どうか。
2人が拘束されていた事実は知っていたはずだから、
極度の平和ボケでなければ当然、予想していたのだろう。
予想していたのなら、
今回のような事態でも2人を助け出せる確かな見込みがあったのか 、
どうか。 考えにくい。
ひたすら曝け出しているようにしか見えない。
それが表面上だけのことなら勿論、結構。 しかも2人を無事救出する水際だった手腕を、
政府が発揮出来るならば。
端から2人の殺害の可能性も織り込んで、
イスラム国対策支援を安倍首相の中東歴訪の手土産にして、
外交上の成果を狙ったことになる。
やがてそれも明らかになる。
「
というより、最初から身代金を支払うつもりなど、
身代金を支払えば、
だから、それはそれで良い。
残酷なようだが、やむを得ない。
私の家族や私自身が人質でも、
だが、先に言ったように、
2人が拘束されていた事実は知っていたはずだから、
予想していたのなら、
どうか。
今のところ、残念ながらそうした見込みがあったとは、
目を背けたくなる程の無為無策ぶりを、
それが表面上だけのことなら勿論、結構。
身代金を支払わず、
もしそうでなければ、
果たしてどうか。
やがてそれも明らかになる。